熟睡研究所

寝具に強い家具屋が「熟睡」について考える、ちょっと本気な眠り系情報サイト

睡眠に関する知識

音楽を聴きながら寝ると睡眠の質は?就寝中のBGMについて調査

投稿日:2016年8月9日 更新日:

音楽を聴きながら寝るってアリなの?

音楽を流しながら眠るのは体に悪い?

寝つきを良くするための音楽CDやアプリは多く存在しますが、音楽を聞きながら寝ることは睡眠にどのような影響を与えるのでしょうか?

毎日の仕事や日々の生活のストレスから生じる睡眠障害に悩んでいる方は少なくありません。睡眠時間を一定時間確保できたとしても、何だか寝たりないように感じてしまう方も多いようです。
忙しい現代人にとって、睡眠の質を改善することは健やかな生活を送る上で必要不可欠なことだと言えます。

音楽に癒しの効果があるのは、皆さんご存知の通りですよね。
ヒーリングミュージックが流行しているのも、世間がその効果を実感しているからです。
今回は脳のメカニズムを確かめながら、音楽が睡眠の質に与える影響についてみなさんにご紹介してまいります。

流すタイミングと音楽によっては、睡眠の質は上がる

“雑音”は睡眠の敵

寝ながら音楽を聞いてもいいの?

一般的に周りの音は、睡眠の妨げになるものです。
周りがうるさい状態にも関わらず、すぐに眠りにつける方はそれほどいません。
というのも、人は音を聞くときに無意識に神経が集中し、脳の活性化が引き起こされるからです。
このことから分かるように、音は基本的に睡眠に悪影響を与えるものなのです。
それでは、音の集合体である音楽は、睡眠に悪影響を与えるものなのでしょうか?

睡眠に良いのは、α波を出現させる音楽

不眠に効く音楽

まずは音楽療法などを思い浮かべて下さい。
ゆったりとした音楽を聞いて眠くなることは、ほとんどの方が経験済みですよね。
つまり、当然のことではありますが、私たちにリラックス効果を与えてくれる音もあるということです。

特定の音楽を聞くことで、α波という脳波が私たちの脳に現れます。
このα波が出現すると脳がリラックス状態になり、質の良い睡眠をとることができます
快適な睡眠には、脳の休息が必要不可欠です。
脳をリラックスした状態に導いてくれる音楽は、睡眠の質を上げるために効果的だと理解してよさそうですね。

かえって睡眠の質を下げないよう、タイミングに注意

眠くなる音楽を上手に使おう

ただし、音楽を聞きながら眠ることは、絶え間なく脳への刺激を与えることにもなります。
眠りにつきやすい音楽を聞いていたとしても、朝までずっと音楽を流しっぱなしにしてしまうと、睡眠全体で判断すれば睡眠の質は低下してしまうのです。
つまり、眠る前から眠りについた後しばらくは音楽を流しておいて、完全に眠りが深まった後に自動的に演奏が止まるようにするのが最適だと言えそうです。

また、使用する楽曲はどんな音楽でも良いというわけではありません。次のような音楽が、睡眠用の音楽として最適です。

①テンポが遅く、落ち着いた音楽

ゆっくり聞く音楽が不眠に良い

脳への刺激が強くなりすぎないように、リラックスできるテンポや落ち着いた雰囲気の音楽を選びましょう。
まくしたてるように話されると焦ってしまうのと同じで、テンポが速い曲が流れていると無意識下に気持ちが急いてしまいます。
難しく考えなくとも、「落ち着く曲だな」と感じられるものを選べば問題ありません。

②歌詞が入っていない音楽

言葉の無いBGMが最適

歌詞が入っていると、無意識的に頭で歌詞の言葉を追いかけてしまいます。
脳が休息できないので、歌詞が入っていない音楽が最適です。

③一定の曲調の音楽

不眠に良い寝るときのBGM

曲調がバラバラだと、脳波もその影響を受けて乱れてしまいます。
無意識的な脳の変化を避ける意味で、一定の曲調の音楽が最適です。
やはり寝る前の音楽としては、できるだけゆっくりとしたテンポで一定の曲調の音楽が良いようです。
この条件を満たす音楽として「クラッシック音楽」が挙げられます。
つまり、聞きながら眠る音楽として一番良いのはクラッシック音楽だということです。
睡眠の質を向上させたい方は、クラシックを聞きながら睡眠につきましょう。

クラシック音楽が苦手だという方は、「環境音」を聞きながら眠ると良いかもしれません。
川のせせらぎや、鳥のさえずり、雨音など日常の生活で落ち着ける音がおすすめです。

就寝中に流してはいけないのは、こんな音楽

音楽が流れていると睡眠の質が落ちたりしない?

眠りながら音楽を聞くことで逆に脳を刺激してしまい、眠りにつきにくくなってしまう場合もあります。
たとえば、テンポの速い曲や歌詞が入っている音楽、思い入れがあり特定の感情を呼び覚ましてしまう音楽、起伏の激しい音楽などは脳への刺激が大きくなるため、眠りながら聞く音楽としては相応しくありません。

睡眠中に流す音楽には、タイミングと選曲が重要

歌を聞きながら寝るとよくないことも

このように、音楽を聞きながら眠ることにはメリット・デメリットの両面が存在します。
なかなか寝付けない、睡眠の質が気になるという方は、眠る時に聞いている音楽やその状況に意識を向けましょう。
眠りにつきやすい適切な音楽であるか、あるいは時間が経過すれば自然と音が消えるようにしているか、そのような部分に注意を向けましょう。
タイマー機能がある音楽プレイヤーなどを使用し、時間が経過すれば自然に音がなくなるような工夫をしておくといいかもしれませんね。

-睡眠に関する知識
-, , , , , , , , ,

関連記事

究極に眠れる曲5選はコレ!快眠に役立つ熟睡と音楽の関係性

どうしても夜寝つけない。そんな時にリラックスできる音楽をつけてみようと思った経験ありますよね。 でも眠れる曲ってどんなものがいいのかわからないし、そもそも音楽をつけて寝つきが良くなるのか疑問に思うこと …

赤ちゃんが眠くなるのはこんなとき

赤ちゃんが眠くなるのはどんな時?寝かしつける方法15選

赤ちゃんが眠くなるのを待っている間に、自分が寝てしまった……なんて経験のある方は多いのではないでしょうか? 働きながら子育てをするパパ・ママにとって、赤ちゃんが夜寝てくれないというのは切実な問題ですよ …

睡眠不足は肥満の原因に!睡眠によって増減するレプチンとグレリンの作用

「睡眠時間は肥満と関係がある」と聞くと、驚く方も多いかもしれません。しかし睡眠不足が肥満につながることは、科学的に証明されています。睡眠不足が肥満につながる大きな原因は、睡眠によって増減するホルモンの …

レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す!眠りのメカニズム

睡眠において重視すべき点は、睡眠時間の長さだけではありません。時間の長さと同じくらい、睡眠の質も大切です。そして「質の良い睡眠」には、法則性があります。 睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類 …

睡眠の質を向上

睡眠の質を向上するメリットと改善に必要な環境とは

毎晩の睡眠、満足していますか? 睡眠はその質によって、日中の仕事のパフォーマンスを左右します。 日々、睡眠の質が悪いなと感じてはいるものの、なかなか改善できないでいる、もしくは改善策を探しているという …