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睡眠障害

寝苦しいのは病気?安眠を妨げる主な原因と対処法とは

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夜中に寝苦いと感じることが続き、「病気かな……」と不安に思ったことはありませんか?
睡眠中の寝苦しさは身体が発している不調のサインですから、なるべく早く気づいてあげたいところですね。
今回は、寝苦しさを感じてしまう主な原因と対処法をご紹介してまいります。

1.なんらかの病気の症状の場合

寝苦しさが症状となるのはどんな病気?
寝苦しさが症状として現れる病気は多岐にわたります。以下はその一部です。

  • 喘息
  • 肺炎
  • 無呼吸症候群
  • 気胸
  • 塞栓症
  • 慢性気管支炎
  • 自律神経失調症
  • パニック障害
  • うつ病   など

いずれも放置しておくと命に関わる病ですから、少しでも心当たりがある方はすぐに医療機関での受診をおすすめします
特に無呼吸症候群などは自覚症状がない場合もありますから、わずかなサインも見逃さないように心がけましょう。
病院に行ってもすぐには原因が特定できない可能性もありますが、放置しないことが大切です。

2.食事をとる時間帯と食材が適切ではない

寝る直前に食事をするのはNG!

忙しいことは大きな不眠の原因になる!
仕事のワークタイムや休息の時間は多種多様ですが、睡眠の質には食事を取るタイミングや食事バランスも大きく関わってきます。
昨今の多忙な日本社会では食事時間がスムーズに取れないため、眠る直前に食事する人も多いようです。
空腹感で眠れなくなることを避けるために食べてから眠るという方もいらっしゃいますが、残念ながらそれは逆効果です。食事を摂る事で、体は覚醒状態に入ってしまいます。
体内が摂取した食事の消化と吸収を始める為に活動し、良く眠れずに寝苦しさを感じてしまう要因の一つとなります。

消化に悪い食べ物の摂取も寝苦しさの原因に

夜の食事時間を間違うと寝苦しくなる!
また、肉類等の消化速度の掛かる食品の摂取も、寝苦しさの原因になります。特に食事をしてから寝るまでの時間が短いと睡眠時においても体内での消化が済んでおらず、睡眠の質が落ち体力の回復が望めない状態に陥ってしまうのです。

眠る前の食事としては、消化の良い食事内容を選択する事が快適な睡眠への近道となります。
そもそも食事後に横になる行為自体、活動している胃酸が食道を傷付けたり炎症を起こしたりということにも繋がりますので、睡眠前の食事はなるべく避けたいですね。

3.就寝前にカフェインを摂取している

カフェインは覚醒成分を分泌させてしまう

大量にカフェインをとると眠れなくなる
ご存知の通り、カフェインには強い覚醒作用があります。カフェインというとコーヒーというイメージが強いかと思いますが、他にも紅茶、コーラ、緑茶など様々な飲料に含まれています。
就寝前にカフェインを摂取すると、成分の効能によって体内は活動を始めてしまいます。ほっと一息つこうとミルクティーや緑茶を飲むだけでも、実は結構な量のカフェインを摂取しているのです。
覚醒作用の度合いは人により異なりますから、自分の体質を知ることも必要ですね。

カフェインを摂取すると、脳内でアドレナリンなどの覚醒成分も動き出します。就寝時にアドレナリンが分泌されると脳内は興奮状態になってしまい、たとえ寝付けたとしても寝苦しさを感じる一因となってしまいます。

利尿作用も安眠の敵となる

緑茶も多量のカフェインを含有しています
カフェインの効能の中には、消化促進や胃酸の増加、利尿効果等もあります。睡眠中に利尿効果が促進されると、夜中に目が覚めたり落ち着いて睡眠がとれなかったりといった状況に繋がります。
睡眠中の水分消費等は危険ですので、就寝前の水分補給は必要です。

就寝前には、以下のようなカフェインレスの飲み物がおすすめです。

  • ルイボスティー
  • 麦茶
  • 黒豆茶
  • タンポポ茶
  • そば茶
  • 甜茶
  • 杜仲茶  など

4.精神的な緊張を抱えている

ストレスが強いと、体が強張って不眠の原因に

寝る前にリラックスすることはとても大事

“ストレスによる不眠”というのはよく聞く話ですが、これがなかなかに厄介な要因です。
日ごろからストレスを抱えていると、その原因となることを考えるだけで精神的・肉体的緊張が起こります。そしてこの緊張こそ、安眠の最大の敵なのです。

不眠状態を解消するためにはストレスの大元を取り除くのが一番ですが、なかなか簡単にはいきませんよね。布団に入ってもそのことがついつい浮かんでしまうようになるとかなり重症で、寝苦しい日々が続くことも珍しくありません。

眠れない時、思考を止めるためには

緊張は不眠を呼ぶ!
眠ろうとしているのに考え事をしてしまう、気になってる事があって眠れなくなる。このように考え事をしていると、人の体には無意識に力が入ってしまいます。
眠ろうとしているのに体は力んで強張り、更に眠れない苛立ちに余計に眠りが遠ざかる悪循環に陥ってしまうこともままあります。

考え事をしないよう意識すると逆効果となる場合もあるので、こういったケースではまったく別の事に意識を向ける事が重要になります。いつの間にか身体が強張ってしまっていたら意識的に力を抜いてみたり、一定のリズムの音だけを意識するなど、思考の外に意識を置くことで緊張状態が緩和されます。
心音を聞くと安心する……と言いますが、就寝前には変調や音程のアップダウンが少ない音を意識するのが好ましいですね。

5.寝室環境と生活習慣が良くない

寝具や寝室の環境を整えれば睡眠の質が上がる

寝室環境を整えるのは必須
睡眠中や入眠時の不快感は、ほんの些細な事でも安眠の妨げとなります。シーツの生地がほんの少し硬かったり、寝室の照明がほんの少し明るいだけでもストレスとなるのです。
病気ではないのに寝苦しいということは、安眠が得られていない証拠です。快適な寝室となっているか一度振り返ってみると、何か発見があるかもしれませんね。

生活リズムは“1点ルール”で整える

不眠の原因は複雑です
生活リズムが整うことによって寝苦しさも治るというケースは少なくありません。夜更かしが悪いと一概には言えませんが、自分なりの一定した生活サイクルは必要です。
「毎日7~8時には起きる」「睡眠時間は8時間とる」など、まずは一つでもルールを決めてそれを厳守しましょう。不規則な生活を送っている自覚のない人も、さらに睡眠の質を上げることができるでしょう。

寝苦しさを感じたら睡眠の見直しを

いかがでしたでしょうか?
睡眠の質が悪いことによる寝苦しさを解消するためには、入眠時のリラックスが非常に大切です。

自分なりの就寝環境の改善を行って、翌朝気持ちよく起きられるよう睡眠の質を上げていきましょう!

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