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睡眠に関する知識

寝過ぎると起きた後にだるいのはなぜ?過眠のデメリットと対処法

投稿日:2016年10月20日 更新日:

寝過ぎてしまうと、どうにも体調が優れない……

毎日忙しく過ごしていると、たまの休日くらいゆっくり眠りたいものですよね。
「今日は思いっきり寝るぞ!」と意気込んでアラームもかけずに寝たはいいけれど、起きてみると「何だか身体がだるい……」なんてこと、ありませんか?
睡眠は体の状態をリセットするために重要なものではありますが、実は寝過ぎてしまうと逆に身体に悪影響を与えてしまうんです。

あんなに寝たのに、起きてもまだ疲労感が…

寝過ぎると疲れがとれず、身体が重くなる

起きた直後からグッタリしてしまって、「あんなに寝たのにどうして?」と感じてしまうことがありますよね。疲労感がとれない、あるいは増してしまうというのは、過眠による代表的なデメリットの一つです。
疲れをとるために寝たはずが、さらに疲労感が増し、そのうえ時間も消費してしまう……。なんとも理不尽に思えてしまいますね。

起きたら頭が痛いし、気分も冴えない……

過眠のせいで頭痛がすることも

起きたときの頭痛を経験したことのある方も多いかと思います。眠りから目覚めた直後にズキンと頭が痛むと、それだけで朝から憂鬱な気持ちになってしまいますよね。
また、頭が重いと精神的にも落ち込んでしまう人は少なくないでしょう。体が重く感じると行動が憂鬱になり、やる気や熱意が沸いてこない状態になってしまうのです。これは寝過ぎが原因であると自覚しづらい症状でもあります。

なんだか気が散って集中できないし、腰も痛い!

集中力の欠如も過眠が原因の場合あり

よく寝ると脳もよく働くような気がしますが、実は睡眠時間が長すぎると脳の働きは低下し、勉強や仕事に集中できなくなります。眠りのリズムが崩れ、目が覚めていても脳が寝ているような状態になってしまうのです。
また、寝過ぎてしまった後、腰や背中に痛みを感じた経験はないでしょうか?これも代表的な過眠の悪影響で、体に負担がかかってしまった結果なのです。

寝過ぎると、なぜ体の調子が悪くなってしまうの?

上で挙げたような体の不調には、それぞれ医学的に説明できる原因があります。

疲労感や頭痛は、過眠による血行の滞りが原因

寝過ぎると体を動かせないので疲れてしまう

寝過ぎると起きた後にも疲労感がとれないのは、睡眠時の姿勢による体の動きの制限が原因です。
学生のころ、全校集会で立ちっぱなしだった時のことを思い出してみてください。ただ立っているだけなのに、同じ姿勢のまま話を聞くのは苦痛ではなかったでしょうか?人間の体は、長時間同じ姿勢のままだとそれだけで疲れてしまうのです。
寝ている間、身体がとれる姿勢は制限されます。これによって筋肉が強張り血行も悪くなるため、疲労感が溜まってしまうのです。
頭痛の原因も、上記に近いものがあります。寝具、特に枕が自分に合っていないと首回りから血行が悪くなり、頭痛を引き起こす原因となってしまうのです。

集中力が散漫になるのは、脳が活性化するタイミングを見失うため

脳が目覚めのタイミングを逃してしまっていることも

脳の働きが低下してしまう原因は、脳のそもそもの性質によるものです。脳は目覚めてからすぐに働きだすわけではありません。寝ぼける、という言葉があるように、目覚めてすぐの脳は働きが鈍く、目覚めてから2~3時間でようやく脳は活性化するのです。
目覚める時間が毎日一定だと、脳は活性化するタイミングを記憶します。しかし、寝過ぎてしまった時は脳が活性化するタイミングを掴めず、十分な実力を発揮できなくなってしまうのです。

過眠による腰痛は、背骨への過剰な負荷が原因

過眠で腰が痛くなってしまうのはなぜか

過眠で腰が痛くなる理由もはっきりしています。寝ている時の姿勢は背中で自分の体重を支えている状態なので、それが必要以上に続くと、背骨にも負担がかかります。
その日一日腰が痛いだけならまだいいですが、過眠を繰り返すことで結果的に慢性的な腰痛になってしまうケースもあるため注意が必要ですね。

過眠を防ぐにはどうしたらいいの?

一番は生活リズムを整えること

生活リズムを整えることは健康の基本

過眠を防ぐ一番の方法は、生活リズムを整えることです。心身ともに疲れが溜まっている時には過眠をしてしまいがちですが、寝溜めは生活リズムを崩す原因となってしまいます。
日ごろからできる限り十分な睡眠時間を確保し、就寝時間と起床時間を揃えましょう。休みの前日も夜更かしをせず、同じリズムを保つことを心がけましょう。

カフェインを摂取する時間帯にも注意が必要

コーヒーやお茶を飲む時間帯には要注意

「コーヒーを飲むと眠れなくなる」というのは周知の事実ですが、昼間にカフェインを摂りすぎると睡眠の質が落ち、結果的に寝過ぎてしまったり、生活リズムが崩れてしまったりします。
カフェインの半減期は4~6時間と言われているので、少なくても夕食の後からは摂取するのを控えた方がいいでしょう。

過眠による負のスパイラルは、こう防ぐ!

良質な眠りには相応の準備も必要

忙しい現代人ですから、休みの日くらいはたっぷり眠りたい……と思うのは自然なことですよね。しかし、過眠は疲れを増大させ、体調を悪化させるという悪循環の元にもなり得ます。
「休日には2~3時間だけ長く寝る」など、生活リズムを崩さない程度の休息を心がけたいものですね。

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