ポケットコイルとボンネルコイルを徹底比較!寝心地や耐久性の違い

ポケットコイルとボンネルコイルを徹底比較!寝心地や耐久性の違い

深い眠りにつく男性

ベッドのマットレスにはさまざまな種類があります。その中でも一般的に広く普及しているマットレスは、「ポケットコイル」と「ボンネルコイル」の2つです。では、この2つのマットレスにはどのような違いがあるのでしょうか?

ここでは、マットレスを選ぶ際に知っておきたいポケットコイルとボンネルコイルそれぞれの特徴や、お手入れ方法をご紹介します。

 

仕組みや構造が違う!

綺麗に敷かれたシーツと枕
どちらのマットレスの中にも、一つ一つらせん状に巻かれたコイルスプリング(つるまきばね)が詰まっています。しかし、それぞれコイルスプリングの仕組みや配置が異なります

【ポケットコイルの仕組みと構造】

ポケットコイルはコイルスプリングがそれぞれ独立し、一つ一つのコイルが個別に体を支える仕組みです。ポケットコイルの中でも、コイルスプリングが縦横に平行配列されているものは寝心地が比較的柔らかく、ハニカム状(蜂の巣のような形)に隙間なく交互配列されたものは、寝心地が硬めです。

【ボンネルコイルの仕組みと構造】

ボンネルコイルはコイルスプリングがそれぞれ連結された構造で、マットレス全体で体を支えます。コイルスプリングに使われる銅鉄線が太いものほど、マットレスが硬くなります。

 

寝心地が違う!

一つ一つのコイルスプリングが個別に体を支えるポケットコイルのマットレスと、連結されたコイルスプリングが体全体を支えるボンネルコイルのマットレスとでは、寝心地が大きく異なります。それぞれの特徴を確認しましょう。

【点で支えるポケットコイル】

コイルスプリングが1つずつ体を「点」で支えて体の凹凸や曲線にぴったりとフィットするため、包み込まれるような寝心地が特徴です。体圧が分散されるため体への負担が少なく、自然な姿勢で寝ることができます。

【面で支えるボンネルコイル】

連結されたコイルスプリングが体を「面」で支えるため、適度に硬く寝返りが打ちやすいという特徴があります。ポケットコイルと違い、体全体が沈み込む感じはありません。和布団の上で横になったときの寝心地に近いといえます。

 

耐久性や通気性が違う!

ホテルのような一室ポケットコイルのマットレスとボンネルコイルのマットレスでは、耐久性や通気性にも違いがあります。

【ポケットコイルの耐久性と通気性】

それぞれのコイルスプリングに対して個別に体圧がかかるため、局地的に疲弊しやすく耐久性はそれほど高くありません。また、コイルスプリングが1つずつ円筒型の袋に入っているため空気移動が活発でなく、ボンネルコイルに比べると通気性で劣ります。ただし、メーカーによってはマットレス内部の湿気を取り除くベンチレーター(通気孔のようなもの)が付いている商品もあります。

【ボンネルコイルの耐久性と通気性】

ポケットコイルに比べると体圧分散性は劣りますが、連結されたコイルスプリングは丈夫で長持ちします。また、通気性にも優れているため、汗かきの人にはうってつけです。

 

どのベッドに向いている?

ポケットコイルのマットレスは、夫婦が使用するダブルベッドとして最適です。体を動かした際の振動や横揺れが少なく、寝返りなどの振動が相手に伝わりにくいためです。また、包み込まれるような柔らかいベッドが好みの方にもおすすめです。
ポケットコイルのマットレスを見てみる

ボンネルコイルのマットレスは、比較的体が重い方や、体が沈み込むと腰を痛めてしまう方、汗かきの方などに向いています。また、畳布団など硬めの寝具が好みの方にもおすすめです。
ボンネルコイルのマットレスを見てみる

 

価格が違う!

赤いベッドフレーム一般的なボンネルコイルは構造が単純で、コイルスプリング数も200本程です。対して、ポケットコイルは500本以上のコイルスプリングが使用され、それぞれ個別の袋に入っているため手間が掛かっています。

素材やコイルスプリングの太さなどによっても価格は違ってきますが、基本的にはボンネルコイルよりもポケットコイルの方が高価です。

 

おわりに

長い間使用することになるマットレスは、体格や体重、好みに合ったものを選びましょう。店で実際のマットレスに横になって、感触を確かめながら選んでください。相性の良いマットレスを選べば、毎日の疲れが取れやすくなり、眠ることが楽しみになるはずです。

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