生活習慣の乱れや、日々のストレスなどが多いと、眠りが浅かったり、熟睡できない日が続いたりします。そうすると、その日の疲れを取ることができず、朝もスッキリ起きることができません。また、質の悪い睡眠は、日常生活に支障をきたし、健康にも害を及ぼしてしまう可能性もあります。そういった場合、快眠を促すものとして”アロマ”というキーワードをよく耳にしますよね。
今回は、普段眠りの浅い方や、熟睡感が得られないなどのお悩みをお持ちの方に、快眠するためにはどんなアロマグッズが効果的なのかに加え、アロマを楽しむ方法やオススメグッズなどについて、ご紹介して参ります。
快眠には合わない香りも存在する
人それぞれ好きな香りや、苦手な香りがありますよね。熟睡するためには、自分の好きなアロマの香りを取り入れるといいと思わるかもしれません。しかし、実は好みの香りが快眠をもたらす香りであるとは限らないのです。
アロマテラピーに使用されるオイルの香りには、その香りを嗅ぐことで気分がリフレッシュしたり、気持ちが活性化され、かえって眠りを妨げてしまうものもあります。好みのままにそういったものを選んでしまうと、ますます快眠から遠ざかってしまうことになりかねません。残念ながら、一概に好きなアロマの香りが快眠をもたらしてくれる香りとは言えないのです。
快眠に適した香りとは
実は、睡眠時に快眠をもたらす最適なアロマというものがあります。気持ちを落ち着かせリラックス効果の得られるラベンダーやネロリ、カモミール・ローマン、オレンジ・スィートなどのアロマです。
- ラベンダー
アロマの代表とも言われる香りで、アロマ初心者の方はこのラベンダーがオススメです。ラベンダーには酢酸リナリルという成分が含まれており、交感神経の高ぶりを鎮めつつ不安を和らげて、快眠をもたらしてくれます。 - ネロリ
オレンジの花から抽出され、香水にも使用されているアロマです。こちらもラベンダー同様、不安感などを沈める効果があると言われています。 - カモミール
青リンゴのような甘酸っぱい香りがリラックス効果を促してくれます。不安やストレスなどを解消し、不眠症にも効果があると言われています。 - オレンジ
オレンジの皮をむいたときのような爽やかな香りが、気分を前向きにしてくれます。不安や緊張をほぐし、リラックスを促す働きがあります。
快眠を促しつつ香りを楽しむ方法
アロマの香りを楽しむ方法はいろいろありますが、本格的に楽しみたいのであれば、アロマディフューザーがおすすめです。基本的に水とアロマオイルをセットして使用しますが、睡眠中に使用することを考えれば、熱を発しない超音波式の方がいいでしょう。
また、睡眠中にディフューザーの水がなくなって、空焚き状態になったりすると危険ですので、自動停止装置などの機能があると安心です。
アロマポットなども、キャンドルを使用するタイプのものなどは、火を使用するため睡眠中の使用には適していません。
万が一倒れたとしても、火事などの心配のいらないタイプのものを選ぶことが大切です。アロマランプやアロマライトなど、アロマの香りと明かりを同時に楽しむタイプのものは、調光機能やタイマー付きのものがいいでしょう。アロマの香りを楽しむ方法はいろいろありますが、睡眠中に使用する方法としては、本格的なものでなくても、安全に使用できるものを選ぶ必要があります。もっとも手軽で安全に香りを楽しむ方法は、眠る1時間程前にハンカチやティッシュなどにアロマオイルを数滴落垂らして染み込ませておき、枕元に置いておくという方法です。この方法であれば眠る前にもアロマの香りを楽しめ、眠っている間もほのかな香りを感じることができ、安心して心地よく眠ることが出来ます。
おすすめのアロマグッズ
- アロマストーン
アロマストーンとは、ストーンにアロマオイルを2~3滴垂らして、アロマの香りを楽しむものです。香りの立ち方が穏やかで、火や電力を使わないので、寝る前の枕元などに置いて使用するのに最適です。 - 陶器製のアロマポット
素焼きした陶器にアロマオイルを数滴染み込ませ、自然に芳香させるというものです。ろうそくや火を使用しなくてもいいので、手軽に楽しむことが出来ます。 - 木製のアロマポット
木製のアロマポットをゆらゆらと揺らすことで、アロマの香りを部屋中に漂わせるというものです。火や電力を使用する必要はなく、睡眠中も安心して置いておくことができます。
まとめ:睡眠時にアロマを楽しむためにはグッズ選びが大切!
いかがでしたでしょうか?
今回は、快眠するために効果的なアロマの香りや睡眠時にアロマを楽しむ方法、オススメグッズなどについてご紹介して参りました。眠りが浅い方は神経が高ぶっていることが多いものですから、このように身体と精神を弛緩させてくれるアロマグッズは非常に有効です。お気に入りのアイテムを見つけて、ぜひお試しくださいね。