睡眠中のよだれが恥ずかしい!唾液が出る原因と改善方法とは

睡眠中のよだれが恥ずかしい!唾液が出る原因と改善方法とは

口を開けて寝る男性

朝起きると枕がよだれで汚れていることはありませんか?
「今日は大丈夫」と思って口を閉じて寝ていても、いつのまにかよだれが垂れているときがあります。無意識のうちに就寝中によだれが出てコントロールできないのはなぜでしょうか。

この記事では、就寝中のよだれが出る原因とよだれの役割、改善方法をご紹介していきます。

睡眠中によだれが出る理由

ぐっすり眠る犬

よだれが出るのは、口腔内の食べ物の消化を助けたり、口腔環境を整えたり、外から雑菌を寄せ付けないようにするためです。では、なぜ寝ているときによだれが出るのでしょうか。

睡眠中にナゼよだれが出るの?

寝ている時によだれが出るのは、鼻呼吸が何らかの原因でできなくなり、代わりに口呼吸になっているときです。口が渇くと口腔内の乾燥を防ごうとして、よだれが多量に分泌されます。

寝ているときの唾液の役割

よだれは口腔内の健康維持に役立ちます。口腔内に残った食べカスを浄化し、虫歯を防いだり、歯の修復をサポートしたりする役割があります。また、口腔粘膜を守り炎症の進行を抑制する働きや、虫歯を予防する働きも。免疫をサポートしたり、口腔内を抗菌・殺菌して最近が外部から侵入するのを妨げたり、ガンを予防する役割も備えているのです。

ナゼ?睡眠中によだれが出る原因

睡眠中に口を開けて寝ていると、乾燥しないようによだれが出てしまいます。寝ている間に口が開いてしまう原因は、どこにあるのでしょうか。

口呼吸をしている

風邪や鼻炎症状によって呼吸しづらい人や、体内が乾燥傾向にある人は口呼吸になりやすくなっています。体内が乾燥しやすいのは、睡眠前の飲食やアルコールの摂取などをしたときです。食後は消化運動が活発になりやすく、アルコールは体内の水分を奪うため、身体の中が乾燥します。

筋肉の衰えによるもの

顎の筋力が衰えると口呼吸になりやすい傾向にあります。顎の筋力が低くなりやすい人は、早食いや、食事と違う作業を並行して食べる「ながら食い」の人です。あまり固いものを食べない人も筋力が衰えやすくなっています。顎の筋力が衰えると、睡眠中に意識しなくても口が開き、よだれが垂れやすくなります。

枕があっていない

寝ていてよだれが垂れる人は、枕の高さがあっていない可能性があります。枕をして仰向けで寝たときに頭が体よりも高い位置にあると、首の部分にある気道が確保できていないことにつながります。気道がしっかり確保されていないと口呼吸となり、結果よだれが垂れてしまうのです。

病気が隠れているのかも?

よだれが気になると同時に、鼻で呼吸できている人は、舌が上顎にくっつく位置にあるのですが、口呼吸の人は舌の筋力が低下しているため、仰向きで寝た時に舌が喉の奥へ落ちてきて気道を塞いでしまいます。そうなると、鼻呼吸や口呼吸に関わらず喉から肺にかけての軌道を妨げることになり、睡眠時無呼吸症候群に陥ってしまうケースもあります。

改善方法4個!よだれ防止のために

よだれが垂れる男性

寝ている間のよだれを防ぐ、4つの対策方法をご紹介します。口呼吸を改善することが大きな課題といえるでしょう。

鼻呼吸にするために!

舌の筋肉を鍛える「あいうべ体操」という方法があります。「あ・い・う・べ」の4音を発生するときの口の形を大げさに作る体操です。発声しなくてもいいので、それぞれ大きな口を開けて口周りの筋肉を動かします。最後の「べ」は下を出してあっかんべーをします。これを1セットとして、毎日30セット繰り返すと、次第に舌の筋力アップにつながり睡眠中のよだれも改善されるでしょう。

顎のトレーニングをする

顎の筋力低下によって寝ている間のよだれが気になるようであれば、顎の筋力アップをめざしましょう。食事だけに集中して、ひとくちにつき30回ほど噛むことを心がければ、自然と顎を使うようになります。生活週間の中で取り入れられる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

枕をジャストフィットさせる

枕は気持ち良い枕の高さよりも、少し低めだなと感じる高さがご自分に合っていることが多くなっています。自分では分かりにくいことですので、寝具店に行って枕を新調するのも一つの方法かもしれません。寝ている姿勢も、よだれ防止には重要です。

専門家に相談する

睡眠外来が近くにあればベターですが、内科を受診してもいいでしょう。いびきとともによだれが気になり、睡眠環境を見直してもよだれが改善できないケースでは、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。また、顎の筋肉を鍛えても効果がみられないケースでは、筋力が衰えるパーキンソン病などの疾患が潜んでいるかもしれません。心配な人は、医師に相談してみてくださいね。治療が必要なケースもあります。

熟睡中のよだれから解放されよう!

寝ているうちによだれが垂れてしまうときは、口呼吸になっているサイン。呼吸は鼻で行うもので、鼻毛によって外部からのアレルゲンの侵入を遮り、鼻水で排出しています。口は食物から栄養を取り込むためにある器官なので、たとえよだれで抗菌できているといっても、口呼吸になっていると体が違和感を訴えているサインです。口呼吸を改善して、よだれが垂れるのを防いでいきましょう。

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